渦に飲み込まれないように生きなければ。

彼らは俺の世界には存在させてはいけない。
そして、彼らの世界にも、俺は存在していないだろう。

街外れにある薄汚れた、存在を忘れられたゴミ箱のような存在に、徐々に俺はなりつつある。

自分のゴミは自分で処理してくれ。

もう、俺は君達の関係者じゃない。


__________________________

朝は、俺にとって辛い瞬間だ。

寝起きが悪いのもあるが、「魔の時間帯」がやってくるからだ。


AM 8:30
「原因不明の腹痛」


「…腹痛いから、今日は休む…」

学生時代、何度この言葉を口にしただろうか。


「あぁ、また今日が始まる…。
学校が怖い。
みんなの輪に入れないのが辛い。
イジメが辛い。」

朝のあの時間帯はこんなことばかり思っていたせいか、「仮病癖」がついてしまった。

それが、最近再発してしまった。

負けるな。
逃げるな。
ここで逃げたら、いつもの俺となんら変わらないじゃないか。

辛い。
逃げ出したい。

寝たいのに、眠れない。
頼むから寝させてくれ。
明日も朝早いんだから。


頼むから、もう出ていってくれよ。

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