もう、知っていた。出会った当初から。

離れていってしまうんだと。

この瞬間も、あの瞬間も、全てが愛おしく感じる。
それは寂しくもあり、孤独感をも増幅させる。

いつか必ず、離れていってしまうんだ。
終わりを迎える瞬間は、必ずあるんだ。
それは、もうわかっている。

わかっているなら、なぜ、それを「保つ」努力をしない？

そんなこと、いつだってしてきた。
でも、もう俺は知っているんだ。

どんなことをしたって、みんな離れていくということを。

この「孤独感・疎外感」は、生まれ持っているもの。
それと、戦っていかければいけないんだ。


神よ
もし許されるならば
この時間を　もう少しだけ
伸ばしてくれないだろうか

去年の10月から、俺は迷走していた。

音楽をやっていける自信もなく、ただ「彼女」さえいてくれればいい。そう思っていた。

しかし、彼女と別れたことが、自分の目標や人間性に対する精神が間違った方向に進むのを止めてくれた。

そろそろ、言ってもいい頃だろう。



ありがとう。
君にフラれたおかげで、俺はいろんなものを得ることができた。


それらは、例えば、さまざまな「感情の流れ」だったり、「自己表現」の必要性だったり・・・さまざまだ。


捨てられたり、裏切られたり、振り落とされたりの人生。
しかし、それから「何を得るのか」が大事だと思う。



最近、俺をとても励ましてくれる人がいる。
メールと電話だけの関係だが、とても心強い。

人に「支えられて生きてる」ってのも、以外と心地よいものだ。

罪悪感も感じたりするが。



彼女の世界と私の世界の挟間に　気持ちは揺れ動き
そこに馴れ合いの精神はないと　そう信じる

知らない　知りたくない
私は　彼女のビジョンに写ることはあるのか

ずいぶん前に別れた元カノから電話がかかってきた。

見知らぬ番号の着信履歴が残っていたので、とりあえずかけなおしてみると・・・

「・・・・Jack？なんで私の番号知ってるの？」

どうやら、彼女の掛け間違いらしい。

「誰だ？・・・・あぁ、君か。」

彼女は俺の番号を知っているが、俺は当然彼女の番号は登録していない。

「元気にしてる・・・？」と聞かれたので、俺の精神状況なんかを言った。

「・・・元気ではないな。精神的におかしい。俺、重度うつ病なんだってさ」

その後、彼女と別れてからの俺の精神的な経緯などを話した。

彼女は、電話口で泣いていた。

「ごめんね、ごめんね。」と、何度もつぶやきながら。


「まぁ、そういうわけで俺は人間の泥沼に生きていくから。
じゃあな。」

色々話した後に、そう言って電話を切った。


その後彼女から着信がまたあったので、しばらくしてかけ直してみると、

「えっ、私かけてないよ・・・？特に話たいこともない。」

「あぁ、そうだったんだ。なんかの間違いなん・・・」

プッ・・・ツー・ツー・・・。

どうやら、彼女は自分勝手に電話を切ったようだ。

相変わらずの「自己中」は治っていないみたいだ。
電話をしていて思った。

彼女は、俺と別れてから、何1つ成長していなかった。

俺が話している最中にも、自分の都合の悪い話になると、電話を切りたがる癖。

どうやら、俺の中では彼女の存在は、ちっぽけなものになっていってるらしい。

俺の怒りは頂点に達した。

電話に出る様子もないので、留守電に一言。

「礼儀ってもんを知らねぇのかテメェは！？もう2度と近寄るなよ！！！」

俺の番号を彼女が知っているのが災いして、起こった今回の事件。


女ってもんは・・・いや、人間ってもんは、常に自分の「エゴ」でしか動けない悲しい習性を持っている、醜い生き物だな。



今日は、人間のクソッタレな部分を学びました。

元気にしてますか?
相変わらずのJackです。

一人っきりの生活にもだいぶ慣れてきました。

あの頃は辛かったかもしれませんが、今となってはもう「いい思い出」となっています。

桜、見ましたか?
今年の桜はなかなか散りませんでしたね。
これからは私は毎年桜を見るたびに苦しむことになりそうです。

大学生活はどうですか?
人間関係で悩んでいませんか?

もう俺は相談にのることはできませんが、君ならどんな問題でも乗り越えられるんじゃないでしょうか?

身近に信頼できる人がいるわけですし。
今は幸せな時期でしょうね。

でも私はその裏で、独りで苦しみながら、必死に生きていきます。

これだけは忘れないでください。

「1人の幸せのために、また1人が犠牲となって不幸になる。不幸の上に幸せがある」ということを。

それでは、どうかお幸せに。