「俺、いなくてもいいんじゃないか…?」

自分の存在価値がわからなくなるときがある。

仕事先や友人の前で明るく振る舞うのも、「jackみたいな明るい人がいなくなったら静かだな」と、人に「必要」とされたいからだろう。

仕事をがんばるのもそのためだろう。
曲を作って、それをいろんな人に知ってもらうのも、「俺はたしかに生きた」という証拠を、世に残したいからだろう。

俺がいなくなっても、世界の時間は止まらない。
誰がいなくなっても、時間は止まらない。

ゆっくり、ときに早く…。
しかし、残酷なことにそれらは「過去の話」となって、忘れられてゆく。

しばしば俺は、過去を振り返る時がある。

辛かったとき。
楽しかったとき。
幸せだったとき。

それらが色褪せていくのが怖い。

過去に出会った人達は、徐々に俺の記憶から薄れていく。

自然の摂理。

「過去に縛られる」と「過去を振り返る」は、全く別物だ。

それら「過去」から得られたものを、自分の「糧」として生きなければいけない。

俺が今までに色々なことを経験し過ぎてしまったのかもしれないが、これは俺だけに言えることじゃない。

俺は、辛い過去を背負って生きている人が好きだ。

当然仲間意識も持つし、そういうものを背負ってでも生きている人は、人間としてとても尊敬できる。

最近知り合った人も、そういうものを背負って生きている。

そういうものを背負って生きている人がいるということを、人類は知らなければいけない。
知らせなければいけない。
目をそらせてはいけない。

俺は、「それ」を知らせるために、この世に生まれてきたのかもしれない。

音楽というのは、そのためのものだ。

人々のしがらみ。
これを「社会の力」で伏せておいてはいけない。

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