自分迷路

2006年7月4日
今日は、髪を切るために、いつもの美容院に行った。

いつも俺を担当してくれていた人が辞めてしまったため、違う人が今日担当になったが・・・。

そこで、俺はキレた。
その店員のあまりの接客の悪さに。

手に持っていた髪のカラーが載っている本を壁に投げつけ、「アンタやる気ねぇだろ!?」と言った。

「いえ、やる気あります」

「はぁ!?ふざけんなよ!」

そう言って、ドアを思いっきり蹴り開けた後、その場を去った。

いつもは抑えられていた感情。
感情を押し殺すことができない。

最近は情緒不安定すぎるみたいだ。

店を出た後、その美容院の看板を叩き、蹴りつけた。


どうしても髪を切りたい衝動にかられていたので、物思いにふけながらも、「・・・・そういや、もう1件美容院あったな」なんてことを思いつつ、人の醜さをイヤなほど感じながら、その店に向かった。

その途中でも、俺のイライラはおさまらなかった。

人々の笑顔、笑い声、存在。
それら全てが「不快感」に感じる。

そんな中、その店に到着。

俺は、感動した。
その店の店員の接客のよさに。

俺の担当になった人も、よかった。
美容院の店員という立場上、「話す」ことを余技されるが、その人は、俺から何かを感じ取ってくれていたのかもしれない。

「人と会話したくない」
この気持ちを、もしかしたら読んでいたのかもしれないな。

あまり会話をしなかった。
その店に行ったのが初めてだっただけかもしれないけど(笑)

それとも、あまりに俺の「負」のオーラが出過ぎていたからかもしれないが。

バッサリ、切った。
約、2・30cmは切ったんじゃないだろうか。
腰ちょい上まであった髪が、今は肩に少しかかるくらい。

俺の細かい要望に、わがままに、誠意を持って答えてくれた店員に感謝。

仕事先では、髪を結ばなくてもいいくらいになった。


しかし、俺の気分は晴れない。
自分のしてしまったことに対しての「自己嫌悪」。
人間の存在価値。

それらが頭のなかでゴチャゴチャになってしまっている。

まるで、永久に出ることのできない精神世界の迷路を、絶望感を抱えながら迷っているような感じだ。

もう、俺は「ロッカー」じゃない。
バンドマンだ。
それは、ただ、「感情表現」するために。

「髪の毛と、音楽性はまったく無関係だ。だって、やっているものは音楽なんだから」

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