印税

2006年7月21日
この前、例の「兄貴的存在」の上司とドライブに行った。

てっきり、俺は「親睦を深めるための誘い」だと思っていた。

「なぁ、いいビジネスの話があるんだけど」

「印税的なもんがガッポガッポはいるんだぜ!?夢のような話だろ?リスクだってないし!」

「えぇ!?印税ってなんすか!?」

その後日、その話の情報を調べてみた。

マルチ商法だった。
悪く言えば「ねずみ構」。

彼が俺と親しくなろうとしていたのも、全ては自分の金のため。
全て、自分の夢のため。
金のため。
金のため。

俺は、彼に憧れを抱いていた。
彼に憧れて、仕事の仕方も真似したりしていた。

しかし、彼が俺と親睦を深めようとしていた理由がわかった。

金のため。
自分のため。
自分の利益を上げるため。
自分の将来のため。

全て、「機械的に作られた関係」だった。
彼の人柄も、性格も、全ては自分の「ビジネス」のために、機械的に作られたもの。

また、人に裏切られた。
「もしかしたら、年上恐怖症の解決になるかもしれない」と思って、俺は彼と付き合っていた。

だが、それは解決策にならなかった。

偽善。
金。
名誉。
夢。
目標。
自由な時間。

これだけのために、彼は人脈を利用し、その「マルチ商法」を行なっている。

俺は、騙されていた。
騙されていた。
裏切られた。
少しでも「信じてみよう」とした俺がバカだった。
人間なんて、みんなこんな感じさ。
騙された。
騙された。
裏切られた。
悔しい。
憎い。
ぶち壊してやりたい。
復讐してやりたい。
悔しい。
人間を見切れなかった自分が腹立たしい。
全てが憎い。

自分も、人間も。

今夜も、悪夢にうなされそうだ。
寝るのが怖い。

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